

「転職」はいいことなのか?と思うことがあります。私たちの親の代は終身雇用が当たり前といった感じで、一度入ったら定年まで勤務するという感覚の人が多いため、転職の話を親にするとあまりいい顔をしなかったのを覚えています。しかしながら、最近では様子が異なるようです。なぜ転職をするのかは、説明をすれば多少は理解してはくれますが、でもそれでも転職しないとだめなのかと問いただされました。また、日本の労働市場の構造にも変化が起こっているというのが現実です。この辺りの詳細は、独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)が発表している統計資料「日本の労働市場の構造変化と高齢者雇用政」(※別ウィンドウでPDFが開きます)を参考にしてみて下さい。父は大正元年生まれだったので、女は結婚退職という男尊女卑の考え方をする人でしたから余計でした。女のくせに転職までしてどうするという考え方です。転職する人は解雇された人くらいの感覚なのか、あまりいい反応はありませんでした。転職はステップアップのためにすることだと私は思います。もちろん、転職せずに今の職場でそれができれば一番いいのですが、環境を変えないと難しいこともあります。人間関係がうまくいっていると少し悩みました。まだいまだに悩んでいるのが現実だったりします。
転職と再就職は似ているようだが全く違うものである。再就職は文字通り再び職に就くことで、結婚や出産などで一時的に仕事から離れていた女性が、育児などが一段落して再び社会復帰するときに使うことが多い。出産後、女性が社会復帰を果たすための支援として、マザーズハローワークという専門の公的機関もあるほど。転職は今働いている職場を変えることで男女問わず使われる。どちらも新しく職に就くという点では同じだが、転職活動は現在仕事をしながらで他を探すのは時間的な制約もあって難しい。ついつい今の仕事をおろそかにしてしまいがちだが、まずは自分の中で明確な目標を持ち、スケジュールを立ててみよう。企業に応募する、面接に行くなどしっかりと予定を立てられれば時間や今の仕事の進め方に余裕を持って取り組むことができる。目先のことにとらわれていると転職活動もうまくいかない。転職という大きな決断の前に仕事や時間、生活など自己管理がきちんとできているか振り返ってみよう。
藤浦孝之(ふじうら たかゆき)
1974年生まれ、神奈川県出身
大手人材系エージェントにてキャリアアドバイザーとしての職務経歴(7年)を持つフリーの人材コンサルタント。企業の人材採用アドバイザーとして活動する他に、転職情報サイト「藤浦孝之の求人情報・転職情報活用サイト」を運営。
求人サイト rikunabi-next.yahoo.co.jp
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